【撮影会】115系コンプリート撮影会

最期まで新潟で活躍していた7編成

 

さてさて、前回に引き続き今回も撮影会の記事です。

JR東日本管内では最後まで活躍を続けていた新潟地区の115系ですが、本年3月6日のダイヤ改正をもって全車が運用を離脱し、姿を消すこととなりました。

そんな115系ですが、全車が引退した後の3月下旬に最後まで活躍していた全7編成を並べた撮影会が行われました。

価格はサンキュー115とかけた「39,115円」と決して安い金額ではありませんでしたが、せっかくの機会だからと発売開始時刻ピッタリにサイトにアクセスして、なんとか参加できる運びとなりました。

撮影会は3/26と3/27の2日間に渡って行われ、各日午前と午後の2回、各回50名限定で開催されました。私が参加したのはその中でも最後の回の27日の第2部でした。光線的に前照灯が付く側は晴れたら逆光となってしまう向きであり、あまり条件が良いとは言えないのではないかと思いましたが、それに気づいたのは予約後。もう後の祭り状態でどうにもならなかったのですが、この選択が後に功を奏することに…。

 

2022/03/27

 

撮影当日、越後石山駅で受付を済ましてやってきたのは新潟車両センター

撮影会場に入場してすぐ、目の前には115系がズラッと並ぶ姿が見えてきました。

全て塗装の違うバリエーションの多さにも圧巻です。最初に少し後方から全景を写すことができ、その後前方も開放され各々好きなアングルで撮影できるといった形での開催でした。

他の撮影者様の邪魔にならないようにすればこんなに至近距離から撮影できたりと割と自由度は高めでした。

115系N40編成 懐かしの新潟色

ここからは左から各編成の紹介です。まず始めはN40編成。2017年に懐かしの新潟色としてこの塗装となりました。懐かしの…とは言いながらも過去に115系でこの塗装が存在した訳ではなく、かつて新潟地区で活躍していた70系電車の塗装を復刻したものであるようです。

115系N36編成 新弥彦色

続きましてN36編成。この編成は2018年に新弥彦色となりました。近年まで弥彦線で活躍していたものの復刻塗装となります。

 

115系N33編成 旧弥彦色

こちらはN33編成です。2019年に旧弥彦色となりました。

115系N34編成 3次新潟色

こちらはN34編成。3次新潟色と呼ばれる塗装で、まだ115系が多く走っていた頃には数多く存在していた塗装でした。ファンの間ではこの塗装は通称「JKワイパー」と呼ばれていました。

115系N35編成 2次新潟色

こちらはN35編成。2次新潟色と呼ばれる塗装で、こちらも数多く存在していた塗装でした。こちらは通称「キムワイプ」と呼ばれていました。このキムワイプと先述のJKワイパーはどちらもティッシュペーパーの名前ですが、塗り分けがそっくりであるためこのように呼ばれていました。

115系N37編成 1次新潟色

続いてはN37編成です。2017年に1次新潟色に復刻塗装されました。個人的には7編成のうちでは一番好きな塗装です。

115系N38編成 湘南色

 

最後はN38編成です。言わずと知れた湘南色を纏う編成です。

クモヤ143-51

 

今回は完全におまけ扱いですが、クモヤ143も並べて展示されていました。ちなみにこちらのクモヤ143-51ですが、9月で既に廃車となっていたようで…。残念ながら今回展示された編成は全てが既に廃車となってしまっていたようです。一通り撮り終えて反対側に回ると…

115系全7編成

良い光線の下で並ぶ115系の姿が!

さすがにこの光景には興奮を抑えきれず、必死にシャッターを切っていました。というのも今回の撮影会はあまり天気に恵まれておらず、前日開催分と当日の午前開催分は曇ったり雨が降ったり…。あまり期待せずに会場に向かったのですが、いい方に期待を裏切ってくれて嬉しい限りです。

普段は撮れないようなアングルからも。

この並び事態が普段は撮れなかった並びなんですがね。今年に関しては天気運が良すぎて怖いくらいです(笑)

これにて長いようで短かった2時間超に渡る撮影会は終了。ほんとに参加して良かったと思えるような撮影会でした。新潟の115系を初めて撮影したのは約10年前。それからちょこちょこと撮影してきましたが、最後の大舞台に立ち会うことができて感無量でした。

 

今回は以上になります。

 

ご覧いただきありがとうございました。